夫がケーキを買ってきた話

ご覧いただきありがとうございます

ここは私(みどペン)が、

「育て辛っ!」と思う息子たちや、

「クセ強っ!」と思う夫と、

なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指して

あれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、

書いてみたり、書かなかったりするブログです。

お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。

目次

9月1日

それは不登校児をかかえる家族の決戦の日。

もしくは各学期の始業式の日とか。

(個人の感覚ですが)

我が家は、

長男が通信制高校に変わってから初めての登校日。

(週2回登校があるコースにおります)

次男が転校してから「登校」というくくりでは初めての登校。

(夏休み中に顔合わせには行ってた)

それぞれが「心機一転!」…できるといいね…的な日でした。

 

長男は、まぁ、それなりに、予定通り一日を終え、まずまずの滑り出し。

次男も…とりあえずは「登校」したよ、みたいな。

決して希望に満ちた感じではないんだけど、とりあえずスタート…リスタートしたよ。

と、そんな日でした。

 

で、夫が帰宅。

手には…近所のケーキ屋さんの箱!

「ん。」

って、テーブルの上に置いてました。

一瞬で、意味は分かったんですが^^;

「お!なにそれー?」

って、一応聞いてみると、

「や、我が家の、再スタートの日だから、なんとなく。」

って。

 

夫、甘党ではないのです。

私はフツーに甘いの大好き。

子供たちも好き。

 

フフフ、そうきたか!

 

不器用な夫の愛情表現?

ありがたくいただきました。

4号だよ

 

…と、これで話済んだら「いい感じ」だったのですが…

この日、あまりにもまだ「気を抜けない」状況のため、反射的に…

「(うれしい…うれしいけど、まだ早い!)」

と思ってしまった私。

…このあと、その心の余裕のなさ故に夫となんかで揉めて…

「(なんで、なんでこんな日にこんな思いで泣かなきゃいけないの…)」

って、今、ナチュラルになんでだったか思い出せないんですが(!)、変な日になってしまいました。

そんぐらいギリギリでやってますってことで。

 

「自分を主語にして気持ちを伝える」をやった結果…

あれから2週間以上たちました。

子供たちは…相変わらず…時々不安になりながら…なんとかちょっとでも前へ…という感じ。

主に次男の復学をどうやって進めて行くか…

試行錯誤やら交渉仕事やら…私の神経もだいぶすり減ってきてるのは感じてました。

途中次男の睡眠が乱れに乱れ…もうだめだ…と自暴自棄になりかけたことも…

(↓この頃かな?)

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いろんなことがフラッシュバックしてきたり、未来への希望が見出せなかったり…

そんな時にちょっと小休止的な3連休。

我が家は能登半島に旅行に出かけました。

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道中…ちょっとだけその辺の愚痴をこぼしてしまったのですが…

そしたらば!

「結局あの時に事を大きくしなかった判断をしたのは私だろ」って、そういうことを言ってきたのです…

4月のことなんでしょうが…

私はあの時ショックが大きすぎて、とりあえず自分を鎮めるだけで精一杯だったのですよ。

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なのにな…

聞きようによっちゃ「全部私のせい」みたいな?

「そんなこと一言もいってないでしょ!」

って、後はイヤーな感じの犬も食わないアレになるわけですが…TT

そこに私を守ろうみたいなの…なかったってこと???

もうちょっと肌触りの優しい言葉やなんかが…欲しいとき…あるのは私だけかなぁ?

 

夫の主張する話もわかるはわかるのです。

ど正論だから。

 

でも、そうやってど正論だけ主張し続けたって…

うまく回らないの…

そこを何とか…やっぱり孤軍奮闘だったのかな…

夫は1mmも自分の考え変えられないみたいだし、変える気もないみたいだし。

 

能登の時は旅先でもあって、一旦飲み込みました。

でも、夜の海に向かって一瞬家出…ならぬ車出?しましたけど^^;

 

自宅に戻ってきても、どうも、消化不良を感じ…

子供に言い聞かせるときに(?)よく言われてる、

「自分を主語にして気持ちを伝えると伝わりやすい」

をあんまり考えなしに実行したのです。

 

「この間、能登でさ、あの時、私、辛かったんだよ。」

「自分が弱ってる時にさ…」

「判断力も鈍ってただろうに…そういうのも考えてもくれずに…」

「あの時の私にはそういうことする気力は残ってなかったよ…」

「なんか、それを結局私のせいだみたいに言われると…」

「ショックだった。」

みたいな。

 

今こうして書いていると…確かに他人に依存したい…なんか、言い訳じみててかっこ悪いような…

気もするけど…

 

夫だよ?

妻、弱ってる時にもっと優しく接してあげなよ!

と、別の私が突っ込むわけで…

 

ま、私のこの渾身の「弱ってる時には優しくして」アピールに対しても

結局

私は自分の言うことは聞かないじゃないか。

自分の考えと私の考えは違う。

は、1mmも動かず…

いや、考え変えないのはお互い様ダロー…

って…

 

いや、この人、ホントに…

「(こんなに人の気持ちに寄り添うのド下手か!!)」

って、思ってしまって…

何かが吹っ切れたような…

ショック療法?

1周回って夫、やっぱりかわいいわ。

久々に「愛してる」と感じた。(久々w)

なんだこの嘘みたいに頑固な生き物!

ま、もう少し深読みすると、

「自分の正義と反するならば、弱ってる者に対して見せかけの優しさは見せない」って感じかな?

だからこそ… 

そんなこんな、なんだかんだで…やっぱり「夫の買ってくるケーキ」は実体以上の…言葉なんか軽々と超えていく「愛」が込められてる。

…そう騙されて…また、夫婦?家族?やっていこうかねぇ…と、思えるところまでは来ましたw

 

あ、もしかしたらこれこそ「非言語活動」の一種ってことか?

そういう意味では夫はコミュニケーションの達人か?

いや、それは持ち上げすぎだとして…^^;

ここまでの流れ、長男と雑談は済んでいてw

おおむね夫に対する認識を共有できているという…

「逆にパパが弱気なこととか、甘いこと言い出したら、いよいよヤバいよね」みたいな。

夫もこの嘘みたいにどんよりした日々を過ごす中、毎日仕事行くの…相当精神力を消耗してるとは思うんだけどね…

お互い思想もやり方も違うけど、子供たちを思う気持ちは…変わらない…はず^^;

なんだか、変なバランスで我が家は今日も通常営業しています。

 

忘れてました。

「自分主語で気持ちを伝える」のも…「その時」じゃないと効果ない^^;

効果ないどころか私のやってることは全て「蒸し返し」?

いやー、でも、モヤモヤを言葉にしたい時もあるからなぁ。

 

ま、今日は次男が久々に自主的に「学校で勉強する」とか言い出して、調子に乗って「給食も食べたら?」って言ったら、「うん」つって。

そのあたりがスムーズに進んだので…基本的に気分がいいのです。

何か月ぶりに給食食べた??

先生たちとの連携?信頼関係も少しずつかみ合ってきた気もするし…

夫、今日こそケーキ買ってきてくれたら…私もいい気持ちで「感謝」できそうなんだけどなー^^;

 

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