読書の秋~2025~移り行く思考^^;落ち着け。(駄)

ご覧いただきありがとうございます。

ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指して、アレコレやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。

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目次

勝手に「子育て一段落~」と思って、

次男…なんかまだ(ある観点(学校に行くとか行かないとか)から見たたら、全然)調子出てる感じじゃないけど…

多分メンタルが病んでる方向には行ってないから…

この隙に私ちょっと油断しちゃおうかな、と。

人生折り返し点も過ぎてることだし、

自分の原点は?

何がしたかった?

何が好きだった?

と問いかけてみたのさ。

 

そしたら…

本だ。

というわけで、最近本を読んでないことに気づいたわけです。

オーディブル様のおかげで耳で聞いた本の数をカウントすると結構今年はいってると思うんだけど、

(目下『宝石商リチャード』のシリーズにどハマり中)

 

そういうんじゃない。

 

奇しくも長男の賃貸物件探しでうろうろした街で書店を利用して時間調整する機会が何度かあって、

久々に書店の臭いや自ら検索しないで入ってくる視覚情報とか…

「あー、この本面白そう」

「あー、この本面白そう」

「あー、この本面白そう」

って、

それを踏まえて…

 

この間久々に自宅の最寄りの図書館に行ってきました。

結構古びた感じのところで…

前々から係の人が結構塩だなぁ…という印象だったけど、今回もそんな感じだった^^;

いや、本当にたまにしか行かないから自分が委縮してるだけなんだろうけど…

きっと静かでピリリとした雰囲気の図書館運営したい感じのとこなんだろうけど…

利用者さんだってそれを求めてみんなキリリと勉強に励んでる風だし…

 

だだ、私はもうちょっと気楽な感じ…というか自由な感じが欲しいんだけど…

ま、いっか。

 

足掛け6年住んでた神奈川の某市の図書館の雰囲気が好きすぎて…

とても同じ「図書館」という言葉で表されてるのが不思議な感じ^^;

私は今でも

「老人になったら夏は毎日そこに涼みに行く」

っていう生活を夢見たのが…こうして忘れられない^^;

 

この間実家を出て行く前日に長男が

「自分には地元が無かったのがちょっと残念に思う時がある」

って言ってたけど…

(転勤族で、3年周期くらいで転居してたから)

あの神奈川の某市とかを地元(仮想)にするんじゃダメなのかなぁ…

青森のあそこも

埼玉のあそこも

全部長男だって楽しそうにしてたけどなぁ…

いろんな土地で…私は楽しかったけど…

「おいしいとこ取りで全部が地元」のバイキング方式は…

ダメかぁ…

今のここだって6年住んでて、中学の時の友達と大学違っても一緒にラーメンとか食べに行ってたのに…

それでもダメなのかぁ…

そこ突かれると痛いよなぁ…

 

とか思いながら、長男が「整理した」と思って出てった書籍の束を捨ててあげようとしたら…

ゴミ出しの分類間違ってる^^;

 

しょうがないので再整理…

 

すると…

あ、高校の地図帳は取っておきたい。

英語のテキストも取っておきたい。

なんなら数学の参考書は絶対捨てないで…

…とまだ捨てたくない本がたくさん…^^;

 

とにかくなんでもいいから学び直ししたいのよ、私、今^^;

 

 

というわけで、

通信制のか中高一貫時代の教科書かわかんないんだけど、

第一学習社の『文学国語』の最初に扱われてる

『山月記』

を今読んだところなのですが…

 

なんだこれ?

こんなに面白かった??

 

と、我ながら驚愕w

 

☆☆☆☆以下、ネタバレ注意☆☆☆☆

(みんな知ってるかもしれないけど^^;)

 

正直

「なんか、人がトラになる話だっけ?」

くらいの記憶だったんだけど…

 

思わず線を引いたのは、

「理由もわからずに押しつけられたものをおとなしく受け取って、理由もわからずに生きてゆくのが、我々生き物のさだめだ。」

とか

「おれが人間だった記憶のなくなることを。この気持ちは誰にもわからない。誰にもわからない。おれと同じ身の上になったものでなければ。」

とか。

分かりみが強すぎる…

 

 

あと、全体的にトラになっちゃった人の落ちぶれ方にもね…

共感できるからこそ…痛い。痛すぎた。

「臆病な自尊心」とか「尊大な羞恥心」とか…

まさにこのブログみたいな^^;

 

人にあいまみえないで歳重ねてから読むと…キツイな^^;

もしかしたら、若い頃読んだ時には

「私なんかこれから人と切磋琢磨してBIGになるもん」

とか思ってたのかもしんない^^;

あ、マジで凹む…

作者、長島敦恐るべし…

 

もう、恥ずかしかったり悲しかったり空しかったりするから私もその辺で遠吠えしちゃおうかなと思ってw

 

 

そうそう、図書館でも収穫がありまして、

俳句とエッセイの本(『早寝早起き』坪内稔典)だったんだけど、

「人の俳句を読んで素で吹き出す」

を初めて経験しましたww

(デコポンに官能的な面を見出してる感じの句が…波状攻撃でくるのが耐えられなかった^^;)

(デコポンは…確かに…何かあるよなぁ…wwと思ってしまう自分にも耐えられなかった^^;)

 

「図書館もやっぱいいな~」

「無料で(税金ちゃんと払ってるけど!)こんなにいろんな欲満たせるじゃーん!」

と思ってたんだけど、

そのエッセイを読み進めると、

「句集や本は買って読め」的なことが書いてあって、また吹いたよね^^;

すみません^^;

 

でもこの図書館での気軽な出会いが…いいんじゃないか、と。

 

あとは…

ブラックホールの本とか借りてきた。

 

なんとなく心理学は長男に取られちゃったから^^;

そっち分野は譲るとして(←そもそも学問は自由だけども^^;)

 

死ぬまでに一度ちゃんと一般相対性理論を理解したい

とか、大学でけっつまづいた数学的なこと(ε-δ論法とか?)、量子力学までなんとか…

とか?

その辺のロマンを…掘りたい…

今ならまだ…

 

…と、

なんか今年はそういう秋なのです^^;

その辺が…自分の原点に近いんじゃないのかなぁ…

 

あー、リアルに人生後半戦みたいな話だわ^^;

 

「人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが、何事かをなすにはあまりに短い」

って!

(まだ『山月記』にやられてる人^^;)

 

現代の技術の力を借りつつ…自己満のレベルまでは…楽しみたい!

でもたぶん脳内が散らかるだけ散らかって、1週間もしたらまた別のこと言ってるだろうな…^^;

 

 

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