映画

『トップガン マーヴェリック』を二度見た話(IMAXと4dx)

ご覧いただきありがとうございます

ここは私(みどペン)が、

「育て辛っ!」と思う息子たちや、

「クセ強っ!」と思う夫と、

なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指して

あれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、

書いてみたり、書かなかったりするブログです。

お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。

事前のお勉強

次男による映画館講座

現在絶賛不登校中の次男。

(もう夏休みに入ったので親子共々ちょっと気持ちは軽い)

「音」が好きで、耳コピで好きなフレーズをピアノで弾いちゃったりするタイプの人。

そんな次男がこのところ興味を持っていたのは「映画館」。

〇.〇chとかドルビーなんとかとか、その辺のことをyoutubeでずっと見てた。

一通り自分で理解すると、私に講釈を垂れてくるのも彼の常。

今回も参考にしたyoutubeをだいぶ見せられた。

こちらの「たてはま / CGBeginner」さんの動画が良かったので貼らせていただきます。

私のざっくりとした理解では

IMAXは縦にちょっとすごい画像。音もすごい。

ドルビーシネマは映像の鮮やかさと音の臨場感に注力。とにかく「黒」がすごいらしい。

動く系では今のところ4dxの方がMX4dより優勢か?

という感じ?

ちなみに20年くらい前は映画にけっこうどっぷりハマってたクチで、ティム・ロスとディカプリオをこよなく愛してました。

その後夫に出会ったので見なくなってましたww

以降、年に1,2回。

進化する映画館にいちいちドキドキしながら個人的に外せない作品を見に行く程度。

『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』のMX4d版とかとか。

それが今回次男のおかげで、だいぶ意識的にクリアな状態で

「じゃあ『トップガン マーヴェリック』をグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXシアターで見ようぜ!」という決断に。

まずはIMAX

グランドシネマサンシャイン池袋

というわけで、6月某日、グランドシネマサンシャイン池袋に次男と二人出かけてきました。

もちろんド平日の昼間です。

不登校生活も長くなっているので次男もあんまり平日の昼間の外出をあまり気にしなくなったみたい。

...ということをここに書き留めてしまうくらいは私自身はまだ気にしてるけど^^;

それでも次男が「外出する」こと自体へのうれしさがちょっと勝ったりするのです。

IMAX
グランドシネマサンシャイン池袋 IMAXのロゴ

ブランとした足が映り込んでますが^^;

チョー豪華な映画館だな!と。

「もう、これから見る映画全部ここで見ようぜ!」

なんていうくらいテンション↑↑

トム・クルーズのサイン
トム・クルーズのサイン

ロビーのとこにはトムのサインもあったりするし!

こりゃあ、もう、あがるしかないっしょ?

くらいの。

『トップガン マーヴェリック』字幕版 初見の感想

面白かったです。

時が経つのを忘れるくらい。

テンポも良かったし。

話もそこまで複雑でないし。

前作を見たのは20年以上前だったけど、見てなくても問題なかったかと。(次男もフツーに楽しめてたので)

IMAXも期待通りで、映像も、音も。

「ああ、ここで見られて幸せだった~」と。

トム・クルーズ…しっかり見たのいつぶりだったかなぁ

『ミッションインポッシブル』の3まで見たかな??

イメージとしては『アイズワイドシャット』の頃、ニコール・キッドマンとのカップリングのイメージが今でも離れないくらい。

私はそのあと映画(鑑賞)界から遠ざかってしまっていたので^^;

「お久しぶりです。元気にしていらっしゃいましたか?」的な感覚。

久々に見たトム...

元気そうでした。

※※※※※※※※※※ネタバレ注意※※※※※※※※※※※

Kawasakiのバイクにまたがってブオーーーーンとか、ヒロインとの最後あたりのキスのシルエットの立ち姿とか...

なんか、「分かってらっしゃる」って感じがしましたw

途中の謎の(?)浜辺のラグビーみたいなのは多少やりすぎかと感じましたが^^;

久々に映画館に戻ってきた私にもトムは優しいと思いましたよ。

ストーリーは…

正直...こんなドッグファイト...実際ないだろ、そもそもこの作戦...ないだろ...そんな...無理だよ、トム...あぶないよ!!

って思って、あまりのありえなさに実際笑っちゃいながらの鑑賞でした。

いや、専門家でもマニアでもないので、私の見立てが正しいとも限らないのですが、そもそも「こんなことしたらその後大戦争になっちゃうんじゃない?」と、そこが気になって、そういう意味ではあまり没入できなかったかもしれません。

仮想敵国は...どこだったのかな?ってやっぱり考えちゃう。

一瞬敵機に日の丸っぽいのついてたし?「ああ、日本が仮想敵国ってことの方がいろいろもめないのかな?」とか、そこまで考えちゃったよ。

トムの教えというかマーヴェリックの教えは

「考えるな。動け。」

なので、「楽しむためにはそこは深く考えない」がベストアンサーなのでしょうがw

あと、特筆すべきは、

ハングマン役の「グレン・パウエル」さん、よくないですか~?(なぜか疑問形w)

作中ちょっと「やればできる」の高岸さんと似てるな~と思って。

私高岸さんを好ましく見てるので、その相乗効果で「高岸さん、いいとこ持ってった~!!」と。

あとは、バル・キルマーさんの出演に関して。

事情は後付けで知ったのですが、私が熱心に映画を見てた頃チョコチョコ見ていたお名前だったので、自分を含めての時の流れというか、年の取り方というか、そういうことを考えてしまいました。

いろいろ書いてしまいましたが、でもでもでもでも!

ドッグファイト、楽しかったです!

F14のアナログなところとかが個人的にはググっときました!

フレアのカウンターが減ってくところとか!

このあたりはちょっと変人入ってるかもですが。

やっぱりここまで一瞬ハチャメチャなドッグファイトをアニメとかじゃなく映像でやってくれたの、すごいな。

トム・クルーズ...すごいよ!

と、だいぶ、今頃トムのすごさに気づくというね。

来年の『ミッションインポッシブル』を正座して待ちますw

そして4dx

退屈が人を狂わす

前回の興奮も落ち着いてきた7月某日。

次男が「退屈すぎて狂う」。

うーん...まいったな。

どうしよう...と思っていると、「4dx見たい!なんでもいいから見たい!見たい!見たい!見たい!見たい!見たい!見たい!見たい!」モードへ。

ええぇ...

もう、次、映画館での映画は『ミッションインポッシブル』の新作で良いと思ってたのに...(まだ1年あるけど^^;)

そこからこんどは4dxの解説動画を見せられ...騒がれ...

うーん...

じゃあ、夏休み突入記念?とおにーちゃんがちょっと落ち着いた記念?次男くんも方針が決まった記念?

なんだかわかんないけど、4dx見に行こうか

と。

(基本的に映画、好きなので、強く「ダメです!」と言えない^^;)

自分にいいわけしてw作品と劇場探し。

昼間に見終われて、そこそこ近くて...

結局「幕張に『トップガンマーヴェリック』の吹き替え版見に行こう」ってことで。

兄も誘ったけど、着いてこず。

またもや次男と二人で。

久々の幕張方面。

西船橋で舞浜方面の電車に乗る人が全員ディズニーに行くように見えるのもいつも通り。

MX4dは体験済で、とっても良かったので、今回も期待値は高め。

動くから、吹き替え版ってのも理にかなってると思ったし、

次男が前回字幕が追えきってなかったとしてら、それも今回で解消されるはずだし。

次男は素直にワクワクドキドキしてるし。

...というわけで、2回目の感想~

『トップガン マーヴェリック』2回目の感想(吹き替え版としては初見)

※※※※※※※※※※ネタバレ注意※※※※※※※※※※※

正直、1回目見た時よりすんげー面白かった!

というか、深く理解できた!

自分の英語力が「やっぱ足りないなー」と自覚したものの、ストーリーへの没入感が格段にUPしました。

作中トムが「その顔はやめて」と言われるのですが、字幕版だと「その顔」をよく見れてなかったのです。

それが吹き替え版だとバッチリ。

あと、声優さんがとても合ってる気がしました。

トム役の森川智之さんはもちろん...

見てる最中...これは...と感じつつ、後付けで知ったのですが、前回注目してたハングマン、中村悠一さんじゃないですか!!

個人的にマクロスF大好き...というか、早乙女アルト大好きなので^^;

これは...ずるすぎる。

武内駿輔さんとか平田広明さんとか内田雄馬さんとか(順番に配慮がなくて申し訳ないですが)

え、すごく豪華だと思うのは私だけではないでしょう?

もう一度吹き替え版見たいww

そうそう、耳が忙しくてw動きのところを忘れてました。

4dx、楽しい!!

思ってたより動きます。確かに。

私たち、戦闘機に乗って確かに離陸しましたw

次男も大満足です。

次男なんか動くたびに両手で押さえてました。

そうしないとずり落ちるくらい動いてました。

ちなみに、次男、途中でトイレ行ってました^^;

ちょうど隣の人も離席して、私としては「4dxって途中で離席ありなんだ~?」と思ってたら

次男も「すげー、トイレ行きたい」と言うや否や、なんのためらいもなく出て行ってしまいました。

決断、早っ!

ま、丁度ストーリー的には静かなところだったので、本人がそれまで把握しての行動だったかどうかは謎ですが、意外とすんなり「途中トイレ」できてました。

このあたりは2回目ってのが功を奏したのか??

帰りに迷子にならないように暗闇で手を振って席を認識させてあげたくらい。

他にも結構離席する人いました。

入る前に注意事項の紙を熟読してビビってたので、「へー」と。

次回以降の参考にしよう。

とはいえ、私は作中の離席はホボしないですが。

さてさて、映画、もう少し続きます。

途中バードストライクの描写があるのですが、それに合わせて前方からヒュっ風がきて、その時は隣の人が私の方に「キャっ」って言って身を寄せてきてました。

それくらいリアルな感じ(?)

実際のバードストライクなんて体験してないですけど^^;

謎の浜辺のシーンとかで使われていた「香り」はちょっと個人的には好みではなかったのでモヤモヤしましたが。

映画の贅沢な楽しみ方としてはアリ!でしょう。

IMAXと4dx仲良くしてもらって、IMAXで4dx見たい!

って、やっぱり思っちゃう。

現時点で規格がいろいろゴチャゴチャなのは...見る側としては...選択肢がたくさんあっていいような...何度も見に行かなきゃ...というのが時間とお財布に厳しいと感じるような...

そのへんどうなっていくのでしょう?

以下、2回目で気づいたこと。

やっぱり敵機のマークが日の丸に見えるw

後半に出てきてた第五世代って呼ばれてたやつ。

よく見ると違うのかもしんないけど、日本人が見るとやっぱ「日の丸っぽい~」ってなるわ。

しかし、あの、横に?縦に?くるーんって回るの、ほんとにできるの?すごーい!

と、思って私より飛行機に知見のある夫に聞いてみたところ...

できるっぽいよ。

詳しくは「Su-57 コブラ機動」とかで検索するとよいかもです。

こちらには検証動画がありました。

それにしても...

トータルとして「とてもいいエンタメ作品を見せてもろた」という気持ちが一番大きいです。

トム・クルーズがずっと貫いてきた姿勢というか...

「すごいな、この人」って。

素直に尊敬します。

私、基本的に人やキャラをごく簡単に「好きだなー」とは思うものの、尊敬まではめったにいかないのですが、トムは頭ひとつ抜けちゃったなぁと。

この作品、作ってくださってありがとうございます。

って感じです。

あと、1回目と2回目で違ったこと。

トムからの「日本人向け感謝のメッセージ」が流れました。

これも嬉しいですよね。

あと、大ヒット記念のシールもらえました。

大ヒット記念シール
大ヒット記念シール

これ、何種類かありそうですね。

私たちがもらったのはルースター、ハングマン、ペイバック、ファンボーイのやつでした。

ただね、これ、結構もらうのに苦労しまして。

開場と共に早々に席についた私たちは入り口でこのシールをもらってなくて、後からスタッフの人が配りに来てくれたんですが、

どうもその方の中で何か脳内の回路がが間違ってつながってたのか、何度も「私たちもらってない」アピールをするのに

「あ、そうですか」って感じで過ぎ去っていくのです^^;

や、だから、もらってないって!

って、実際、前を通り過ぎるとき、横を通り過ぎるとき、後方を通り過ぎるとき、そして近づいたとき...

アピールしまくりました^^;

近づいたときでさえ、私たちに渡す前に隣に座ってる人に先に差し出そうとして、んで、隣の人たちはもうもらってたみたいで、その人たちは「もうもらってます」の反応するので、やっぱりそこでもスルーされそうになったという...

なんというか、「私たち何かしましたか?」レベルの避けられっぷりには参りました。

でも、欲しいしw

粘りましたよ。

そんなこんなで、2回も見てしまった『トップガンマーヴェリック』。

映画(鑑賞)の世界に私を呼び戻すきっかけとなるか??

どうでもいいけど、ここ20年くらい映画の世界はどうだったのだろう?

ググればわかるんだろうけど。

感覚としては...

ディカプリオ以降ドカーンとキタ人いたかな??

CGが主流となりすぎてないか?(否定しているわけではない。フルCGアニメでも平気で号泣できるけども)

人として魅力的なスターって...?

フツーに過ごしてる人にも認知される感じの新しいスターが育ってるのかがちょっと心配になった浦島太郎子的なおばはんのつぶやき垂れ流しでした。

ってか、たまには洋物恋愛映画でドキドキしたいぞ~

「ノッティングヒルの恋人」とかさ「恋愛小説家」とかさ「プリティウーマン」とかさ「ロミオとジュリエット」とかさ。

そういうので、「これは見とかないと!」的な作品。この10年以内で。

ちょっと、探してこよ。

そういう意味でもなんというか、トム・クルーズの「今日じゃない」という言葉の重みったら!

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