よくある日記

長男受験報告(ダラダラ版)

ご覧いただきありがとうございます

ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指してあれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。

ダラダラ過ぎてびっくりよ。

鹿大>慶応?

ちょっと前に鹿大と慶応と…

って話でXが盛り上がってた気がします。

私、鹿児島出身の鹿児島大卒なので、ナチュラルに検知w

 

サラッと読んで、フツーに

「あー、あるよねー(鹿大>慶応という価値観。鹿児島住んでりゃそうなるわ~)」

と…思ってたんだけども…

その後の展開に…

お…おう…?

と困惑^^;

 

私が大学入試をしてた頃は…

「そもそも慶応は選択肢に存在していなかった」

って感じかな~?

「世界線が明らかに別」

なので、優劣も何も…

と^^;

 

慶応に限らず有名どころの私大とかについては、

「東京、遠いし、金かかるじゃん?」

で終わってたな。

 

今思うとその考えに自然に至る時点で「情弱」って気もするけど^^;

 

「鹿児島で暮らすなら鹿大が一番」

で、それ以上でも以下でもないような?

(↑結局比べてるww「鹿大>>>>>それ以外の全ての大学」w)

 

実家から鹿大に行くだけでも自宅外通学になるので、

(片道2時間半くらいかかるから)

実際はどこを選んでも大差はない気はしてたんだけど…

それならそれで、

「鹿大にしておいた方が親孝行じゃん?」

みたいな?

 

「女子の教育は~」という風潮もあったのかもしれないけど、それはもう

「気づかないふりをしていた」

で処理してたなぁ。

そこを気にしてたら鹿大だって出してもらえないかもしれないからね^^;

 

高校進学の時だって

「普通科じゃなくてもいいんだよ」

的な話が一瞬持ち上がったけど、結局

「こんだけの成績をたたき出してるんだから、とりあえず大学目指していいでしょ?」

という…圧だな…圧で乗り切った気がする^^;

真剣な話し合いすらしなかった。

あの頃のあの辺の子は成績良かったらココ!っていう公立高校があって、みーんなだいたいそこ行ってた。

とりあえずそのステージに上がっとかないと…みたいな?

そのコースに疑問を持つ人は…当時少なかったんじゃないのかな?

今は知らない。

30年前の話よ。35年くらい?

 

 

 

ま…その程度の浅はかな考えしかなかったから…それから数年間…というか、何十年経っても「これで良かったのか?」と悶々とすることになったんだけどね^^;

 

進路選択、本格的な受験戦争に巻き込まれる前にじっくり考えるの大事。

巻き込まれてからも考え続けて行動するのもっと大事。

 

 

いやー、しかし、学費とか、生活費とか…やっぱりネックはそこかな~

無理無理無理~

元のXのお話の、その状況で慶応の…医学部選ぶのは…だいぶファンタジーっぽいなぁ…と感じたなぁ。

(そもそもファンタジーのお話ということで)

浪人するのはダメだったのか?とか?

多分、東京に出るとしても、一浪して東大とかの方がコスト的にもまだお得だったんじゃ?とか?

別に医者が良ければフツーに鹿大の医学部でいいじゃん?とか?

(主人公が鹿児島出身とは書いてないけど)

 

鹿大って、薬学部ないけど、そこそこの総合大学で…結構すごいんだぞ、と。

雄大な桜島に抱かれて

(たまにドカ灰でびっくりするけど)

キャンパスの雰囲気は明るいし、

(陽キャがたくさんということではなく、とりあえず物理的に。ヤシの木系が並木になってたりさ。南国感はあるよ~)

 

人という点では…なんだかんだで健全な男女が集ってたよ。

純朴?と言っていいのか?地元の人は確かに多かった。私もその一人ってことで。

先生の中には「あんたら田舎モンすぎ、もっとガツガツしろよ~」という趣旨のことをズバンと言ってくれる人もいたなぁw

当時は「そこまで~?」と思ったけど、多分、そこまであったと思うw

今もある?今もあるからこんな引き合いに出されると信憑性が増しちゃうのかしら^^;

 

でも今はネットワークがずっと発達したから…地方故のハンディキャップ…もっと解消されてるかなぁ?

そうだとしたらやっぱり鹿大最強じゃんw

多分ね、思ってるより気持ちよく、のびのびと勉強できると思う。

 

他の地方から鹿大に来てくれる人もまぁまぁいたし、留学生もいたし…

鹿児島県内であんなに他所の人と交流できる場所って…他にあるかな?

 

完全に黒歴史と言い切れる時期もあったし、学問もちゃんと修めたかというと…正直微妙だけど^^;

人には恵まれて、結構楽しく過ごしたんだよ。

(↑普段あんまり出てこない母校愛w)

これから鹿大行く人、今行ってる人、学生生活を謳歌して欲しいな~。

 

この辺を踏まえて「子供たちも大学生活を味わって欲しい」ってのは私の中にはあるわけで…

人生の中でこんなおもしろ体験目白押しの時期もそんなにないっしょ?みたいな。

 

 

話戻って、現役で慶応受かるなら…もっと他にも選択肢あったんじゃないのかな~?

防医大とか産業医大だってあるじゃん?とかとか?

 

ああ、「社会」の共テというか、想定上はセンター試験でやらかしたってことかな?

東大は一段階選抜社会いるけど、慶応医学部は英数理だけで受験可能っぽいし。

しかし社会だけで足切りが突破できないなんてこと…あるかな?

…と、何を真剣に考えているんだ?

 

…っていうか、読み返しに行ったら「理三の直前に母が倒れる」だった。

 

えー、ならやっぱり浪人でいいよー。

お母さんの容態が落ち着くまで側によりそいつつ、また受験の準備して、

この子には防医大を薦めたい。

自転車通学で足腰鍛えられてそうだし。

所沢だって鹿児島に比べたら都会だし。

 

それにしても私立は…科目数絞れるの…いいな…

  

  

まー、そんな考えがポンポン出てくるのも…

私の根底に

鹿大>慶応

の価値感が根付いているからかな??

鹿大>慶応というより、確かに、

国公立>私立

って、ごく一般的な話として理解してたけど。

場所によっては。

 

一般的じゃないって話?w

世間では

私立>国公立

という価値観もあって、

慶応>鹿大

っていう序列もあるんだってよ!みたいな?

え?そっちが多数派なの?

逆にびっくりしていい?w

 

…と、今回は騒ぎの元がバッチリガッツリ鹿大になっちゃったんで、おもろい話だな~ととりとめもなく考えてしまいした…

…からのー

 

長男の受験の話に戻ると…

 

長男の受験

長男の中学受験開始時はフツーに

「慶応藤沢もありだよ!受かるならw」

「SFC!SFC!」

って言ってたな^^;

 

そう、「受かるなら、頑張っちゃうよ(学費)」くらいの現実味はあったんですよ。

まだ、スタートのスタートで成績は海のものとも山のものともだったし、

それでいて既に「この子、IQ高い」って話だったし?(WISC後)

(細かい指標別の落差も半端ないけども、やりようによっちゃ、ワンチャンいけるって…思うわけですよ。やっぱり。)

当時住んでた所からはフツーに近かったのもあって…

人生で一番慶応が身近だった日々だったw

 

ま、程なく現実を知ることになるんだけど…

 

そうそう、その頃一瞬だけ通った個別指導塾の先生が慶応出身で…

ものすごく母校愛が強くて…

私の中の慶応出身者のイメージは…彼で決定づけられてる…

濃かったなぁ。

長男にはちょっと合わなくて、辞めちゃったけど^^;

 

そんなこんなで、なかなか塾が決まらなくて苦労した思い出。

3年とか4年の途中まではZ会の教材でママ塾やってた。

 

その終わりの時期が…

中学受験でいうところの「母親の狂気」が最高潮って感じだったかも^^;

だって、塾行かないって言うし、でも中学受験はするって言うし、

毎日しっかり勉強するわけじゃないし。

ギャースカワースカ言いながら…

 

多分この頃次男の中に「中受、無いわ~」が植え付けられてたんだろうな。

まだ幼稚園生くらいだったけど…

 

 

で、まぁ、こんなの続けても辛いだけだから…

と、本格的に塾探し。

体験授業から逃亡したり、

夜9時過ぎに終わるとか、塾弁だとか…

えー?無理くないか?

と。

 

んで、

ちょっと緩めの塾に落ち着き、

その中で算数のセンスは認められ、

その可能性だけで上位クラスに移されるも…

全然合わなさそうだったので、元のクラスに戻してもらい…

塾とは別にプログラミングの習い事は最後まで続けつつ…

あの時も…10校くらい受けて…合格は2校だったような^^;

ま、しかし、特待合格でね、

「でかした!キミの未来は明るいぞ!」

と。

浮いたお金でそこそこスペックゲーミングPCだ!

と。

(↑これは要注意です。これ以上最強の諸刃の剣を見たことがないw)

 

私だって、私立中学のママとして恥ずかしくないように、お弁当づくりに、人付き合いに…頑張るぞ~とね。

(中身がこんなんだから、そりゃ気合い入れて構えましたとも。)

 

で、1年も経たないうちに様子がみるみる変わっていき…

本人、人生何度目かのメンタルダウン…

からの…復活…?

からの…コロナ…

からの…生活リズム崩壊…

なんとか高校へあげてもらい、

1学期半ば、あっという間に「あと◯日休むと留年です」を告げられ、

母子二人で焼き肉トラジで「高校頑張るぞ」の誓いの二人だけの秘密ディナーをし、

父子のぶつかり合いからの家出騒動が起き、

夫の実家で祖父母VS孫喧嘩もし、

退学…というか、転校し…

 

…で、通信制高校でeスポコース付けて…

なんやかんや長男の人間らしさが回復してきて…

eスポコースは一定の役目を終えたってことで2年までにして、

「大学は行こうか」

という上記のメチャクチャな間もずっと存在し続けていた話を具体化していき、

ちょっとだけ塾通って

続かなくて

辞めて

塾通わなくても行けそうな大学探して

見に行って

「ここいいじゃん!」

ってなって

盛り上がって

その方針で長男も私も納得する方向で色々考えて…

 

…たら、

長男に出会いがあって

デザインデザイン言い出して

色々なことが劇的に変わってきて

「一人暮らしする!」

って言い出して

そのために自宅外の国公立大学行くって言い出して

…というか、

大学ありきというより、自宅外通学ありきというか…

「友達たくさんできたからそっちの近くの大学行きたい!」ってやつ^^;

なんじゃそりゃ?

そんなワガママは…せめて国公立大受かってから言え!みたいな話になって…

「受かるなら受かってみろ」

と。

 

で、国公立向けの勉強始めてみようとしてたけど…

本人、どこから手を付けていいやら…

 

もう夏くらいだったかな?

今更?

どの塾にどの面下げて…?

いやー、これからこの願いを請け負ってくれる塾とか…個人とか…?どんだけ金吸い取られる気??

 

ええい、めんどくさい。

国公立大の入試なら腕に覚え…というか、脳に苦い記憶しかないけど^^;

それでも鹿大(理系)に現役で受かる実績はあったんだぜ

ってことで、

「Trust me!」

(↑多分タイタニックのディカプリオのつもりで言ってた^^;)

 

最後のママ塾だ!

と。

 

とはいえ、中受のように一問一問私が予習して、いつでも長男の疑問に答えられる体制を作る…とかじゃなく、

過去問渡して、それに刃が立たないようなら、とりあえず英語と数学を1秒でもいいから早く始めろ、と。

いや、英語もとりあえず置いといて、数学のことを思い出せ!と。

もう、白チャートでいいよ。

とりあえずこれを1周しなよ。

話はそれからだ!

的なアドバイスから。

 

進捗管理が終わってる子なので^^;

とりあえず「やったことを報告して」と。

 

報告されたら、

「おう、やってるな。その調子、keep on,keep on!」

と。

(↑これ、褒めて伸ばしてるつもり^^;)

 

で、しばらくした結果、

両者

「長男、無理ができない体質だということを思い出す」

と。

 

この調子だと私が思ってる受験生に仕上がるまであと10年くらい掛かりそうな^^;

 

うーん…

まー、そうだよなー

国公立向け大学受験勉強舐めるな、と。

この頃は若干理系よりの受験をするつもりだったから…

さすがに…キツイですわ。

 

心の奥底では…夢を叶えるために一心不乱に勉強に打ち込む長男を妄想したりもしたけど…

 

いやー、

ここまでそういう生き方してないからなー

 

いかんせん時間もないし。

 

あとは…

私大?

自宅外から??

 

それはもう鹿児島住みの人が子供に「慶応行きたい!」と言われるのと一緒で…

いやー

無理?

ってか、それは贅沢がすぎるのでは?

自宅から通える大学がどれだけあると思ってんだ??

 

落ち着け、私、

親としてその形の進学に金出せる?

私はともかく、他の周りの人(夫とか)に説明つくか??

よく考えろ?

 

…と同時に長男ご所望地方の私大の資料請求まではしてた^^;

 

なんで私がここまで心砕く必要が?

とは思ったけど^^;

 

長男の本気も感じてたし。

(若干学問への本質とはズレてるのは分かってたけど…なんというか、生きる原動力としては確かなものを…ね。)

目標にした国公立大に届かなかったら…

その地方の私大…

ああ、考えるねww

東大ダメで慶応受かったら…慶応行かせたくなるわww

 

いや、でも、でも、ちょっと状況が…やっぱり違うのよ

これ、現実だからw

流石にそれは…この時点で言っちゃいけないわがままなのではないか?長男よ…

みたいな?

大学出終わったらそれはもうどこにどう住もうとご自由に

だけども

 

なんかねー

私もだいぶ甘々な母親だとは思ってるんだけど…

これは…

違うぞ、と。

 

というわけで、

ここで妥協案(?)が浮上。

 

とりあえず自宅から通える大学にしときな、と。

おそらく今からだと私立しか勝負にならないから、と。

学校生活が落ち着いて送れるようになったら一人暮らしすること自体は反対ではないから、と。

 

その路線で改めて作戦を練る…

この時点でいつの間にか文転…というか、数学を捨てる決断をした。

夏の終わりくらい??

 

センター…じゃない、共通テストは受けよう。

あれは、何と言ってもマーク式だから、

とっつきはいいはずだから。

とりあえず、英語の勘を取り戻してくれと、6年前に買っていた参考書を渡す。

「これだけは絶対最後まで通しで読んで!」

と。

文系っぽく試験受けるなら、英語から逃げるな!

と。

 

 

そうだな…あとは…

国語の漢文を捨てられるところがあるかもしれない。

勉強すれば…多分古文より簡単なんだけどね…

古文は…ある程度知識がいるんだよね…話は面白かったりするんだけどね…

とりあえず、「こそ~已然形」覚えて。

 

…って、ちょっと、自分でも調べなよ…

ママは…ママは…

こういうの調べ出すと自分の中のママじゃない何かが…

寝た子が起きるっていうか…

危険なんだよ…

(↑国公立縛りで医学部を目指して2年間仮面浪人してた人。結局センターが微妙な結果過ぎて終了。)

というわけで、のめり込みすぎないように注意しつつ色々調べる私

 

そうだ!「情報I」あるじゃん!

これを数学として使える大学あるんじゃない?

しかも初年度だから…問題簡単かもしんない!

長男、ラッキーじゃん!

これはラッキーを受け入れるべき!

 

と、

勝手に一人で盛り上がり、

ここから「情報Ⅰ」が数学の代わりとかで使える大学

国語が現代文までで済む大学

なるべく長男の希望の学部

で…

結局私がむっちゃ調べたww

 

それが…

結構勝負になりそうな所があるのが…びっくり。

これが私大の入試なのか!!!

下手すりゃ2教科でMARCH行けるとこあるじゃん!

(↑これは30年の時を超えた衝撃ね^^;)

  

 

秋が近づき、

入試の早い大学で、「ここは!」というところを見つけ、出願。

オープンキャンパスにも長男と出かけていって、

「いいじゃん。いいじゃん。」

と、それなりに惚れ込んでた所。

 

自己推薦する感じの試験だったけど、学力テストメインか実績アピールメインか選べて、結構迷った。

長男は学力に自信なかったみたいで(そりゃ勉強量が絶対的に足りてないからな~^^;)、

「デザインの実績で、専願で出そうかな~」

とか言ってたけど…

そこは頼み込んで、同形式の入試がもう一回あるから、一回様子見ることにして、

「初回は併願で、学力テストで判定されるやつで行こうよ」

…と、説得したんだよな…私。

 

いやぁ…長男の「専願でいい」という意志に…干渉したかなぁ…

 

と、感じてはいたけど…

 

多分…併願でも…大丈夫だと思うけどな…

大丈夫じゃなかったら…それはもう…根本的に大学選定の何かが間違ってる…ということじゃ…?

と^^;

 

不安はありつつも、まー、まだ、上にも下にも大学たくさんあるし?

とりあえず模試代わりくらいのつもりで行って来い!と。

背中をグイと押したw

 

 

結果、

学力テストは、まぁ好感触という形で、面接も「多分大丈夫だとは思う」くらいの感じで…

 

年内に最初の合格をゲット。

 

これは…だいぶ長男の自信につながったみたい。

「ほら、長男においでって言ってくれる大学あるんだよー」

って、私自身もまた長男と外の世界がつながった気がしてだいぶホッとした。

ま、別にこの時だって閉じてたわけじゃないけど、実際毎日自宅にいるわけだし…

長男が「行ってみたい」って言ってる大学に合格して喜んでるんだから、そりゃあ私だって喜んでいいだろー。

数少ない「手放しで喜んでいいポイント」よ。

この合格は値千金だったなぁ。

 

ま、夫的にはまだ長男の可能性を信じてる部分が強くて、基本的には

「そこで満足なのか?」

って感じだったけど。

 

まーーーー、私だってその価値観は理解するので…

まだまだよw

 

ちょっと、長男?

約束したよね?

「一般入試も最後まで誠実に受ける」

と。

数学を捨てた頃に。

 

というわけで、   

この後の戦略としては…

とりあえず既に合格をもらったところより上のとこだけ見れば良くって、

数学捨てて、理科も、社会もほぼ無いのに等しいから(学力)…

 

日東駒専のどこかに受かればラッキー

ワンチャンMARCH

くらいしか思いつかない^^;

日東駒専とMARCHの間の学校は…調べなかった^^;

理由は、

「私があんまり知らないから」^^;

(↑結局受験情弱から抜けきれぬ私)

もちろん上もね。

さようなら、慶応w

 

いや、これ、長男の受験だったはず!

長男はほぼほぼ

「受かったところでいい」

とか言って、来たるべき一人暮らしのためにその大学の周辺の物件検索とかしてるわけで…

 

そんな子のために

何十校も調べる気はない…というか、個人的な興味としては調べてもいいんだけど、

母親として「キモい」がヨユーで勝ったわけで。

 

最終的に3校ピックアップして、

「ココとココとココの入試はお前でも勝負になる可能性がある!」

とプレゼン。

 

長男は共テ1回でテストを全部済ませたさそうにしてたけど、

2月に個別を3日間くらいは受けに行けよ、と。

そこで受験は終わりだ、と。

 

そうそう、約束、思い出して!

「大学受験に最後まで誠意を持って取り組む」

と。

 

 

まー、しかし、本人は切羽詰まってないから…

必死さがね…

どの大学のどの個別試験にするか…とか

あんまり真剣に考えないわけで…

 

私も…本人がそんな感じなのにそこまで強力に推す意味とかも考えちゃうし…

 

結局、長男が最後は強気モードになっちゃって。

私としては、ボーダーラインがゆるそうな学科も混ぜて出願すればいいのに…

と思ったんだけど…

長男のこだわりの学科メインで出願。

「ここに受かったら、こっちに行こうかなと思えるところだけでいい。」

と。

 

正直…こっそり共テ利用の学科を勝手に増やして出願しちゃおうかなーとまで考えたんだけど…

 

やめといた。

長男があそこまで言ったんだから。

これは長男の受験。

 

ここで私が追加した学科しか受からなくて大学のネームバリューとかを天秤にかけて悩むのも嫌だったし、

ましてや本人のあずかり知らぬ間に出願した学科に通うような事になったら…

それは私が嫌。本人がいいって言っても嫌だろ。

 

というわけで、一通り出願終了。

3校に共テ利用で4つ、個別で4つ判定してもらえる感じの出し方。

併願割引とか共テ割引とかあって…20万弱だったかな?

やっぱ高いよなー、と思いつつ…

 

キープしてる合格校の最終手続き日を基準で考えてたので、2月後半、3月の試験は最初から考えず、

2月半ばには全てが決まる…みたいな状態。

 

というわけで、年も開け、共テ本番。

ちなみにお正月はみんなでスキーしたりしてたの…どこかに書いてたと思う。

会場は東大だったので、赤門を見にお見送りしに行ってきた話もどこかに書いてたかもしれない。

 

「しくじった」というメールが来ない1日目。

「「情報I」楽しみ~」と言って向かった2日目。

ちなみに前日は次男と一緒に仲良くネトゲしてたからな…

リラックスするにも程がある。

 

しかも自己採点…途中で放棄しやがったんだよ…長男のやつ。

お陰で「情報Ⅰ」は私がガチ自己採点。

何が…って、

採点してる最中に、ホントに自分がセンター受けてた時のドキドキがフラッシュバックしてきて…

マジでやばかった。

しかも、こいつ、「情報Ⅰ」は9割超えてきたから…

(ああ、だんだん言葉遣いがおかしくなってきた^^;)

 

なんで他人のテストでこんなにドキドキしなきゃいけないのさー!!

 

で、そのへんから、センターリサーチで集計結果出るまでとか?

出てからとか?

 

とにかく落ち着かない!!!(私が)

 

出願したところの共テのボーダーに…どうやら1点足りないみたいということが判明。

通信制高校に転校したがゆえに、調査書の評定がありえないほどインフレしてるの…ここで効果発揮する??

 

と、考えれば考えるほどベッドの上でゴロゴロゴロゴロ転がるしかない状態。

 

ワンチャンは…ある。

 

そういうところまで持ってきた長男にあっぱれを。

もう、これで、十分だ。

長男、なんだかんだでよくやったよ。

 

…って、ここで一旦満足しそうになるくらい、長男は共テ頑張ってた。

…2日間ちゃんと最後まで受けた…という意味がメインだけど^^;

 

なんなら、長男自身も

「もっと真面目に勉強しとけばもっといい感じの点数とれたかもな~」

とかいい出す始末。

 

今、ここまできて、お前が、それを、言うのかーーーーーー!!!

 

その「先が見通せない」特性…どうにかならんのか?

せめて「人の言う事素直に聞く」が備わってれば…

…と思うけど…自分も含めてなかなか器用には生きられず…

 

 

…ってな感じで、悶々とするのは私で、

ティアキン(ゼルダ)を再開して、

ゼルダして

ゼルダして

ゼルダして

 

2月の私大3連戦。

夫、時間休とって3日とも送って行ってた。

これは中学受験の時もそうで、

我が家のお約束的なやつ。

電車の遅延とかそういうのに夫は異常に強いから。

適材適所この上なし。

なんだかんだで応援してるんっす。

優しい男なんです。

「これはパパの優しさなんだからね!!」

って、家の子ら、言わないとわからんところがあるから、

そういうの、こうして明確に伝えるようにしてます。

 

 

3日目、長男のおそらく人生で最後となる受験の日は私も休みだったからついて行ったw

共テの時にチグハグだった別れ際のグータッチも今回はしっかりしたし、心残りなし!

なんか奇跡でも起きないかな~

ってね。

送り出してきましたよ。

 

 

で、

ゼルダして

ゼルダして

ゼルダして

ゼルダして

迎えた、合格発表week!

 

1日目 ✕

2日目 ✕✕

3日目 ◯✕

4日目 ✕

5日目 ✕✕

 

長男が、出願時に最も妥協しなかった

「この大学ならの学科以外は行かない」

って言ってた所に合格。

 

個別で。

共テ利用…ボーダーマイナス1点はしっかり落ちてたw

 

あぶなーい!

 

でも、合格してる!!!

補欠とかじゃなく正規合格だよ。

 

 

ということは、長男は、個別の試験でしっかり点を取って合格したってわけか…

 

それは、もう、フツーに喜ばしい。

やったね。

と。

 

なんか、狐につままれた感はあるけど…

 

一応教科ごとに私なりに分析すると…

 

使ったのは、英語と国語と情報Ⅰ

英語は…中学までは一応英語に力を入れている学校のカリキュラムに沿ってたわけで…

そこまで不真面目に課題を放棄してたってことでもなかったし…

今年…というか、去年、中高の範囲の文法を一通りおさらいできたのは大きかったんじゃないかな?

(私が薦めた参考書でw)

 

国語は…長男の場合ちょっと速読できる感じがあったりして、現代文は割と安定して得点源にしてたわけで…

古文漢文が捨てられる入試ってのがあるってのが…希望と未来しかない感じだったよね…

 

情報Iは…長男のやつ達観してる感じがあって、模試でも安定して高得点が取れてました。

今思うと小学生の頃に通い続けたプログラミング教室と、中学から必要以上に触り続けたゲーミングPCのおかげ??

ってか、PC、幼稚園時代から触らせてたんだった^^;

生声配信とか小1の時にやろうとしてたりしてね…ああ、懐かしい。

 

なので…(情報Ⅰが初年度となった)生まれ年のミラクルが実は一番大きかったかもだけど^^;

なんとか極細の道を辿って合格を掴み取った感じかな?

 

私自身の読みと努力も反映されてる気がして…面白い戦いだったと思っても…いいでしょ?ちょっとは?

 

しかし…

長男の何がすごいって…

なかなか大胆にカード(?)切るなぁ

みたいな?

私、数学捨てれない。

古文漢文も捨てれない。

理科も捨てない。

社会もやりたい。

 

そもそも受験勉強の時間を捨てれない。

 

これらを全部捨てたうえで、平常心でテスト受けに行って、結果出されたの間近に見せられて…

 

「得意なことを伸ばして育てて」

という言葉をよく見かけながらこの子の子育てしてきたものの…

それって

「苦手を捨てる」

ってことで…

それは心配性で小心者で欲張りの私には結構難しく…

なかなか母親心にこたえた^^;

心臓がいくつあっても足りない。

こんなジェットコースターみたいなの…遊園地行ったときだけでいい。

 

長男の肝っ玉がすわってるのか、危機を検知する能力が欠落してるのか、知らんけど、

ここまで鮮やかにメリハリつけられると、

これまで長年積もっていた私の「受験」に対する怨念が成仏してしまったような気になったわw

 

うちの子すごいねw

 

…ってのを踏まえて、

「なんだろね~」

「人生面白いね~」

と、長男と盛り上がってる、という話。

 

夫を含め、周りの人もみんな喜んでくれて。

「みんなが喜んでるんだよ」ってのを長男にも感じてもらえてるのが私は嬉しい。

 

 

 

ただ、案の定、次男が、

「えー、おにーちゃん、ほぼノー勉で◯大、すごいね。」

とか言ってるの…

どうしようかね…

 

というわけで、我が家の、こじらせ母が、こじらせ長男と臨んだ大学受験のお話でした。

誰かの参考になるかな?

 

↓この頃が長男の大学受験で最も真面目に勉強してた頃だった気がする…

↓その他、大学受験の頃のアレコレ

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