よくある日記

「異議あり!」ってアレとか、裁判傍聴とか、裁判員候補に選ばれてたとかの話

ご覧いただきありがとうございます

ここは私(みどペン)が、「育て辛っ!」と思う息子たちや、「クセ強っ!」と思う夫と、なんとか明るく楽しく穏やかに過ごすことを目指してあれこれやってみたり、やらなかったりする様子を、書いてみたり、書かなかったりするブログです。お時間とお気持ちの許す限りお楽しみください。

御子柴礼司シリーズ

最近ようやくオーディブルに没頭する余裕も出てきまして…

中山七里さんの御子柴礼司シリーズに手を出し始めました。

『護られなかった者たちへ』も良かったけど、御子柴シリーズの方が「あっと驚く感」が心地いいかなー?と。

設定とか、展開とか…「マジか~…小説ってずるいなぁ…」と、なぜか悔しさも覚えつつ…まだまだ未聴のシリーズが続くのでワクワクが止まらない感じになってます^^;

 

でね、法廷モノを聞いてて今回思ったのが、

「異議あり!」

で、

「(うんぬんかんぬん)」

あって、裁判長が

「異議を認めます。」

ってなった時に、みんな

「あ、じゃ、さっきまでの展開は無かったことに」

って、考え…というか、印象を正しく巻き戻せるのか?

と。

で、暫く考えてみたのですが…

いや、これ、完璧には無理じゃない?

と。

弁護士とか検察とか裁判官とか、法のプロならともかく?

裁判員裁判の人たちだったら??

と。

 

だからこそ

「実際の裁判ではそんなことあんまり言わないんだよ」

が、信憑性を増すという感じ??

 

とはいえ、御子柴が裁判当日にいきなり新しい証拠出したり、「異議あり!」みたいな展開になっていく…そここそが…楽しいんだけどね^^;

 

そもそもゲームの『逆転裁判』とかも大好きで、プレイする時は全分岐点で「ゆさぶる」かけたり「異議あり」したり…ww

あそこまで振り切ってるの…すごいじゃんね~?(語彙力がどっかいってる^^;)

 

とかいいつつ、実際の裁判傍聴も何回か行ったことがありまして、

「夫と横浜中華街に平日にランチに行くついで」として?我が家には…というか、私と夫には「裁判傍聴」の文化が存在してます。

(横浜地裁と中華街はものすごく近いのです)

最近とんと行けてないけど^^;

あれはあれで…リアルでしかないリアルを見れて…非常に興味深い。

御子柴シリーズでは「野次馬根性まるだし人間」みたいに書かれてたけど^^;

実際否定はできないんだけど^^;

一度くらいは見に行っていいとは思うんだけどな。

…というわけで、不登校してた時に次男は連れてったことあるんだよね。

もしかしたら法曹界の職業へのあこがれが芽生えるかもしれないじゃん?

「あんな事になったら大変だ~」という抑止力的な効果とか?

まー、色々、感じ、思うこともあるでしょう、と。

 

「横浜中華街に安くて美味しい中華定食食べに行かない?」

なんつって誘い出しつつ…w

懐かしい…

 

で、突然の「封筒」

 

…という感じで、基本的にそこまで真剣に法律とか裁判とか考えることもなく…というか他人事としかとらえずに日々を過ごしていた私でしたが…

昨年の11月?

封筒が届きました。

「は?」

ってなります。

 

で、

間があって、

「ああーーーー!」

ってなりますw

 

これが噂に聞く裁判員か!

 

と。

 

この時点では、「翌年1年間裁判員の候補の人として名簿に載りますよ」のお知らせです。

中には調査票というのが入っていて、辞退できるチャンスが書かれています。

ただ、私の場合、一昨年だったら育児を理由に辞退したかもしれませんが

(付き添い登校してたり、よくわからないタイミングで学校からお迎えの呼び出しを受けたりしてたので。)

昨年は…

仕事も「任意の週3日」とかの条件で働いていたわけで…

真面目に質問に答えていくと、

「辞退する理由がない」

ってことに気づきました^^;

 

↑職業的にも「できない」にはあたらず、

 

↑年齢的にも状況的にも…まるっきり断るほどじゃなく…

 

ただ、これ↑に関しては、昨年はこの封筒が来た時点で義理の実家とのオーストラリア旅行が企画されていたのと、

8月の北海道は家族の心の安定のために裁判が理由で行けなくなるのはなんか違うと思ったので、

「3月と8月は無理」という趣旨のことを書いて調査票を返信しました。

気持ち的には

「他の期日に行うことができない社会生活上の重要な用務がある。」

で。

この解釈で良いのかはわからない^^;

「当たったらそれ以外の月はちゃんと行きます」

という気持ちを込めて^^;

 

ホントは5月もGWが気になってたけど…確か2ヶ月分しか書けなかったはず。

でも、裁判所もGWはしっかり休むはずなので、裁判員裁判になるくらいの大型案件はあつかわないのではないか?

という完全に素人考えできっと5月は大丈夫、と。

 

 

そもそも元々全く興味がないことでもなかったので…^^;

(裁判傍聴にフラッと行ってしまう程度には)

「あー、なんか、妙なことになってきたなぁ…」

と。

 

「まー、しかし、言うて確率的にこれ以上はないんじゃないの?」

「裁判員制度が実在することが確認できただけでもワクワクやねぇ~」

くらいで思っていたら…

 

意外と…

3月にオーストラリア行く前に2次予選通過…というか、

具体的な案件の候補になったというお知らせが!!

 

 

この封筒は…大きいし、結構ビビる^^;

中には、「裁判員等選任手続期日のお知らせ」っていう、仰々しい印鑑の押された紙が入っています。

「裁判員」or「補充裁判員」を決める最後の抽選日と、実際の裁判の公判予定日が記されたりしてます。

 

具体的な日付は書けないけど、GW終了後そんなに間もあけず^^;

しかも…思ってた日程より3倍位回数がある^^;

どんな大事件よ?

 

と思ったけど…ここで仕事関連の人に事情を話、スケジュール調整をして、

最終予選?の「くじ引きデー」を待つ。

というか、待つしかない。

 

正直、この待つ期間が長い気がした^^;

抽選の結果いかんで…生活が結構変わるし。

 

これは…確かになかなか誰もが簡単に受けられる話ではないわー。

と。

「分からない」・「決まらない」ことがナチュラルにストレス。

 

あと、この封筒に入ってるのは「呼出状」に該当するってことで、

「正当な理由がなく、この「お知らせ」に記載の日時に裁判所にお越しにならないときは、同法(=裁判員の参加する刑事裁判に関する法律?)112条により過料に処せられることがあります。」

とかシレっと書いてあるのです。

 

今まで見えなかった「法律」が見えた瞬間…というか、

「この日、ここに行かなければならないんだ…!」

みたいな。

 

というわけで、某月某日、初めての東京地裁。

 

服装は自由って書いてあったけど…

あんまりカジュアルにならにように?霞が関で浮かないような?コーディネートで自分なりに頑張って行ってまいりました。

 

当日は…すごく緊張しました。

駅を出て、同じ封筒を持った人を見つけた時の安堵感といったら^^;

 

程なく、

「ああ、ここはテレビでよく見る…」

の場所にたどり着き、

入口で持ち物検査(結構ガチ)を受けて…

 

受付へ。

そこで抽選用の番号が振られ、

当日の資料が渡され、

時間まで割り当てられた部屋で待機、という感じでした。

お茶が1本は置いてあったかな?

 

資料の中には、日当のこととか、今回扱う案件の概要が書いてありました。

「なるほど。。。」

結果から言うと、私はここで抽選に外れたので、1ヶ月以上

「なんなの?」

と悶々としていた事柄の詳細はこれ以上はわからなかったけど、

(いや、個人で追えば知れたかもだけど、それこそ傍聴などするしてね。)

 

まー、一応、

「このくらい知れれば、今日ここに来た労力と相殺できるかなー?」

の最低ラインくらいのことは書いてありました。

(もちろん私個人の感想として)

 

んで、当日の流れに戻ると、

最後の「辞退のチャンス?」的な確認が…あった気がする… 

あと、なんか、日当の受取の印鑑押したりとか、その押した紙が回収されたりとか?

(記憶がヤバい^^;)

 

ただ、結構張り詰めた空気はあったよ^^;

抽選で無作為に選ばれた老若男女だからね^^;

多分、私くらいに興味を持って来てる人も一定数いるんだろうな~とは思ったけど

みんな

「なんか知らんけど「法の力」で呼び出された~」 

でしかないわけで^^;

「なかなかできない経験をしている」

という雰囲気で満たされていた。

(しつこいけど、私の感想として。)

 

事務的な手続きの後だったか前だったか忘れたけど、

抽選の前に裁判官がやってきて、ねぎらいというかなんか、「お言葉」的なことを話されました…

さすが裁判官というべきか?

へりくだりすぎるでもなく、高圧的でもなく?

裁判員制度の歴史とこれからの展望…と言ってもまだ…なんか…「評価しづらい制度だよね」が漏れてた気がするけど^^;

ま、そんな話の時間の後…

 

我々、放置されて、

別室で「パソコンによる抽選」なるものが行われたそうで…

 

結果が…

容赦なくホワイトボードに…

 

というわけで、この日の緊張感MAXを記録し…

 

なんだろな…

「ハズレたな」

と思った^^;

 

どっちがハズレかわかんないけど^^;

選ばれなかったのは…「受験に落ちた」とか「ふくびきにハズレた」とか、

私にとってはそっちの感情だったな^^;

 

選ばれた人もキョトンとしてる感じだったけども…

とにかく、選ばれなかった人はこれで用済みってことで^^;

 

1時間位の話だったかな?

 

終わってみればあっけないもので…って話ですわ^^;

 

東京地裁…

御子柴シリーズを知った今なら「地下の食堂だ!」って話になるんだけど、

この年はそんなの知らんし、横浜中華街ランチが恋しいだけという^^;

 

 

いや、ただ、ちょっと待て、

せっかく来たから裁判傍聴して帰ろう!

午前中のもまだギリギリなんかあるんじゃないの?

 

ってことで、傍聴モードへ。

東京地裁の裁判情報は…iPadみたいな端末で閲覧できるようになってました。

ハイテクや。

(私の知ってる横浜地裁のは紙だったからね)

 

端末が数台。

お仕事として熱心に書き写している人数人。

「一人1回5分くらいで」

って書いてあったかな?

 

端末が空いてたので、私もテキトーに探して、メモメモφ(..)

 

あとは勢いでエレベータに乗って、該当の部屋に行って、

廊下の様子や小窓から一応覗いたりして、

あんまり不審者に見えないような挙動とか…

 

私も一人で傍聴行くの…2回目か?3回目か?初めてではないんだけど…

緊張はする。

「私、何やってんだろ」と思ったら負けだと^^;

 

あとは…

スマホのアラームとか、ガチの関係者っぽい人のじゃまにならないようにとか…

私なりに最大限に配慮して…

 

3つくらい聞いてきたかな?

 

正直、裁判員の抽選の印象が大きくて、この日の傍聴したやつはあんまり印象がないんだけど^^;

 

裁判、ちゃんと現実でやってるんですよ~。

 

これで東京地裁の傍聴も一人で行けるな~

と。

 

今度行ったら絶対地下の食堂だ!

 

というわけで、

「御子柴シリーズ面白いよ」

という話でいいかな?^^;

 

 

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