ふわっと、ザクっと、ダラダラとした鹿児島帰省旅行のレポートです。
総合的に楽しすぎて、無駄に細かいかもしれません^^;
でも、両親と過ごした楽しい思い出を残したいな、と。
朝の錦江湾
↑こちらの続きです。
注意
上の地図は釣り場のポイント等々が示される関係のため、編集してます。場所、テキトーです。
「錦江湾の割と出口に近い方まで行ったんだな~」くらいの認識でお願いします。
お天気サイコー。
雨の降る心配はなく、照りすぎることもなく。
日が昇ったらもう少し雲が晴れるかな?
ブルーインパルスのイベントも滞りなく行われそう。
こっちはこっちで楽しむぞ~!と、
開聞岳もきれいに見えてました。
指宿(いぶすき)辺りの湯けむりも見えて…
釣りしなくても、釣れなくてもこれだけで元取ったくらいの勢い。
ちなみに、今回の料金的なことを言うと、一人8000円だったみたい。(←実父が出すというから出してもらった人^^;)
知床半島のクルーズだって、岬の方まで行くのはその位したと思うので、
佐多岬近くまで「海からしか見られないもう一つの大隅半島を!」のノリで考えれば…
コスト的にも十分「アリ」なアクティビティだなぁ、と。
次男や、私たちが船釣り初心者ということもあり、一応船長さんが乗り合いにせずに他の予約を断って下さったそうで。
贅沢なチャーター船となってました。
(普段は14時くらいまで釣るみたいなのですが、わがままで「早く帰りたい!」言い出すことになるかもだし^^;)
というわけで、小一時間かけてポイントへ到着。
実戦!船釣り!
「こんなにマメな人だったっけ~?」
と実の娘が訝しむくらい、実父がアレコレ動いてセッティングしてくれました。
いや、ホントに、私が実家にいた頃は、仕事から帰ってきて定位置に収まると一歩も動かないような、そんな父だったのです。
電動リールの付いた竿を3本テキパキと。
誰だ?アレは?w
船長さんのアドバイスに沿ってオモリの号数を決めたり、針の数を決めたり。
素直に従う実父を見るのも珍しいものを見てる感じで面白かったですw
ちなみに我々は素人なので、3本ついてる針を2本にしろと言われました^^;
船長さんが「ここだ!」と思った場所に着くと船のエンジンが停止します。
そのあと合図があると、釣り始めていいルールみたい。
針に餌を付けて、カゴに撒餌を詰めて、ドボンする感じ。
どうでもいいけど最近の撒餌…というか、この時使った撒餌はあんまり臭くなかったです。
(スゴイ!)
まずはおもりがそこに着くまでフリーフォール的な感じに。
20~30mは沈んでいきます。
で、水深を電動リールに記憶させて、
「そこから〇mくらい」
と、これまた船長の指導にしたがって、少し糸をまく…と。
で、だいたいの深さが決まったら、竿を2回ほどしゃくって、エサを撒く。
すると…
ファーストヒットは夫だったんじゃないかな?
結構元気そうなやつ。
それだけで船長も実父も
「サバじゃ」
と。
というわけで結構丸々としたサバが!
サバは元気に泳ぐので船の底とかに行っちゃうから、結構メンドクサイらしい。
まー、しかし、幸先いい感じ。
その後私も次男も
「ほら、なんか来ちょっど」
とか言われながら、サバやらイサキがそこそこ釣れる。
この時点ではアタリが自分で分からず^^;
で、一旦落ち着いてきた感があって、
少し場所を移したりなんかしました。
(その辺は全て船長におまかせ。)
次男も
「ちょっと退屈」
とか言い出した。
ついにこの時が来たか…とは思ったものの、
意外と携帯の電波の入りは良かったので、暇つぶしは容易にできるだろう、と、
船室での休憩を促していたら…
爆釣タイム突入w
次男、休憩する間もなく全員夢中で釣ってました。
イサキを釣るのが作業化するレベルw
↓このくらいのがドンドン釣れる。
私なんか2匹一度に釣っちゃったもんね~w
エサ付けるとこから釣りあげて針外すとこまでは稽古がいった。
(その後の神経締めは無理^^;)
私たちもだいぶ慣れてきたので、実父も「ちょろ」という釣り方で少しは竿を出してたみたい。
「みたい」としか言えないのは、自分の釣りで忙しいからw
それぞれがそれぞれに没頭してる感じはあったなぁ。
結局用意した昼食も食べずに昼頃にはエサがなくなって終了。
え?これ、むっちゃ楽しかったんじゃないの?
と。
「どうすんだこれ?」問題
大漁だった日は近くのコンビニでご褒美アイスを食べるのが実父のルーティンだというから
港近くのローソンで見つけた「トッピンぎゅ~!」をば。
これはホントに夢のようなアイスだった。
ぜひ、もっと供給を~。
というわけで、興奮気味に自宅へ。
まー、しかし、実父が船釣りにハマってからの実母の一つの悩みとして、
「釣ってきた魚どうすりゃいいの?あたしゃ漁師に嫁いだ覚えはねぇ」
という問題がありまして^^;
思い起こせば過去に
「魚さばくの辛い…」
と、マジ相談されたこともありました。
時を経て、落ち着いたのは
・釣りすぎたときは近所や親せきに分ける
の実践と、
・母、魚さばき能力を上げる
でした。
というわけで、
私と父は近所や親戚に挨拶も兼ねて魚配り。
久々にあった馴染みのおばちゃんとか、何十年ぶりに会ったいとことか、全然知らない近所の人とか、この後二人同窓会する予定の私の友人宅まで…
既にこのパターンで何度も配ってるらしく、やり取りはスムーズに。
魚がお菓子に変ったり、果物になったり…
田舎におけるブツブツ交換の現場を見た!って感じ。
しかし、しかしだよ、
私が実家にいた頃、実父はそんなに人付き合いが得意だったように思えないんだ。
実父は入り婿で、私が小さい頃はなんならよそ者扱いの雰囲気すらあったはず。
それが今では限界集落を支える人物としての地位に上り詰めてる感?
まぁ、私も弟も実家には残らなかったので、実父達やその次くらいの代でホントに限界を迎えそうな地域なんだけど…
意外と実父が地元に根付いてて、驚いた…というのはまた違うのかなぁ?
とにかく、今回は実父のより人としてのナチュラルな部分がよく見えた気がする。
婿、母の実家の田畑の作業はあんまり手伝わなかったし、今も土地だけ継いで、人に貸して耕作してもらってる感じ。
「農作業は好きじゃないもん」
とは実父の言葉。
苦手なことには手を出さずに得意なことで生きてくタイプ。
今思うと、周囲に惑わされずにこれができてたの良かったね。
ちなみに、母方の祖父母とは関係悪くなかったよ。
だいたい誰がどう見ても実父は「仕事」の方が向いてたからw
その代わり祖父と一緒に岸壁にアジ釣りに出掛けたり、家族小旅行であちこち行ったよ。
「婿さん、婿さん」って大事にされてたと思うわ~w
何の話だ?
とにかく、父との船釣り、面白かったぜ~
という話。
寒くもなく熱くもなく波も穏やかで鯛かブリが大量に釣れるというならもう一回くらい行ってもいいかなw
にほんブログ村に参加してみました。よろしくお願いいたします。
にほんブログ村